キャリア理論

役割なのか?選択の結果なのか?

キャリア支援は、理論をしっかり把握して、キャリア支援を必要としている方に何かを伝えないといけないとおもっている。

自分の個人としての価値観からちょっと共感できないな・・という理論もある。

キャリアコンサルタントの資格をとっているので
本当は、しっかりと理論に基いて日常で理論が適用できるように落とし込みながら
お伝えしないといけないとも思っている

特に、自由なわたしが、本当はモヤモヤを感じるのが、
ドナルドスーパーが提唱した「キャリアレインボー」という考え方。

年齢に応じて「役割」があり、
その役割が複数あり虹のようになるという。
その役割は次の9つの役割があるらしい。

(1)子ども (2)学生  (3)職業人  (4)配偶者 
(5)家庭人 (6)親  (7)市民  (8)余暇人
(9)年金生活者

私は、このライフロールという考え方が本当はしっくりこない。
年齢に応じて、自分に求められる役割がキャリアを形づくるのだろうか。

いくらキャリア理論とはいえ、自分が腑に落ちていない、話は人に伝えにくい。

少し、視点を変えることができた本に出合った。

ロビン・シャーマ「3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知

人生は自分が行っている「選択」からできている。役割は単なるタグづけであって、人生を決めるのは行動の結果なのではないだろうかと思う。

今日、こうやって文章を書いているのも選択。何時に寝る、何時に起きる、何を学ぶ、何に努力する
とどまる、とどまらない、自分が成長するか?しないか?

全部自分が選んでいる。私は、それは決して役割じゃないと思っている。役割はあるのかもしれない。

でも、うまく、周りの支援を得ながら、選択をして納得しながら進めていけばいい。