Topic 従業員の熱意度調査(2020年11月)(Employee Engagement Survey)
今日は実践ビジネス英語で取り上げられていた過去のトピックから、復習とアウトプットをしたいと思います。
1.従業員満足度調査の意義
従業員満足度調査は、従業員の満足度や会社へのエンゲージメントを可視化すること。
会社のサービスを構成する従業員の現状を知り、何らかの対策を考えて、実行することで、より強い会社を作ることにつなげていくことがその目的です。
法律では権利能力の主体を「自然人」・「法人」と会社を擬人化しますが、経営から会社が健康かどうかを知る必要があると考えられます。
health of one’s business ビジネスの健全性
人であれば、これからの自分のために、人間ドック、健診を受けて、心身の様々な観点から検査して、
まずは自らの健康をチェックして、自己管理をする。
特に、任意の精緻な人間ドックまで受けるかどうかは、その人が自分で受けようと決めないと検査は行われません。しかし、検査もせずに、現状をわからないことには、治療もできない。
法人が健康かどうか考えるパラメータの一つとして、一般に作成を義務づけられている財務諸表だけでなく、
その価値を生み出す源泉となる従業員の状態を精緻に知る指標、人でいうと任意の人間ドック的なアセスメントを行うという発想が大切と思います。
コミュニケーションや風通しは、組織として持つ価値観といった潜在的意識から影響を受けます。客観的に観察すること、必要があれば、なんらかの対策を打つのが中長期的観点からは望ましいのかもしれません。
Measuring employee engagement is crucial for any company.
It is an important metric that helps us get a clearer picture of the health of our business.
(2020年11年 実践ビジネス英語 40ページより引用)
2.人生の時間投資とエンゲージメント
一人一人の個を考えれば、人生の時間を仕事や趣味に投資する。その対価として、お金や評価、感謝、成長などを得る。
課題を乗り越えるにあたっての難しさや「時間という投資」の結果への評価は、環境によって大きく影響を受けます。
What do you mean but the nature of people’s work?
仕事の性質とはどういう意味なのですか。
’Most people don’t actually want an easy job. They want one that challenges and test them as they perform their day-to-day work. ’ほとんどのひとは簡単な仕事を望んでいません。日々の仕事の中で、自分が試され、達成感のある仕事を望んでいます。
実践ビジネス英語(2020年11月 40ページ)
チャレンジングな仕事は、達成感と良い結果、そして成長をもたらします。
「人間は成長する」ことを前提に、チャレンジングな仕事への機会を与えることができているか?
それがエンゲージメントの指標に直結するのではないかと私は考えています。
一方で、マネージャー層から、全く異なる苦言をいわれた経験があります。
「簡単で、定型的な仕事を望んでいる人もいる」
達成感を得るためには「仕事」としての裁量は必要です。相手を「信じること」も必要です。
そこにジェンダーバイアス
・コロナ下での在宅勤務の増加
関わりと幸福度を保つために
・アンコンシャスバイアス
まだその真意がよくわかっていません。
その言葉に随分と落胆しましたが、今から考えると「あ~そうですか?」と思うぐらいで。
「変えたくないんだな、変わりたくないなんだな~」そんな人もいるんだな~ぐらいにしか思いません。
人の数だけ価値観はあります。
バックグラウンドや経験、業績は考慮されるとは思いますが、
どういう価値観を持っている人を、マネジメントの立ち位置に据えるかは「組織のセンス」です。
決めらたプロセスどおりに進めることをやりがいをもって、進めてくれる人に、どのように感謝をあらわすか?
いま自分のいる組織で働けば、キャリアアップの機会や成長の機会があると思えるかどうか?
私の今いる会社に対するエンゲージメントはどうなんだろうか?
エンゲージしていると感じていなければ、
すぐに手を打た方がいいかもしれない。
人の役に立ちたいって誰だってそう思う。
社会に貢献できているそういう感覚を求めている。
今、コロナのこともあり、ビジネスが縮小している。
止まっているビジネスもある。
周りが求めている役割と
自分の志向性とのミスマッチもあるだろう。
3.キャリアコンサルタントの視点
終身雇用という言葉が世の中から消える仮定すれば、エンポロイアビリティを高め、一人一人が自律的に生きていける能力を高めていくことが重要と考えています。
年齢や性別、ジェンダーに関わらず、人間としての成長を認めてくれる、是とする
そして、個の成長への支援ができる、経験を提供できる組織・環境を生み出すことがチーム
会社を選ぶときに規模やどんな会社かを考えるかと思いますが、
会社を選ぶときに規模やどんな会社かを考えるかと思います。
個人力、個としてのブランディング、どのような個人として社会に貢献していくかが試されていく時代で、
「自己成長」ができるかどうか、
人の役に立つことで、
ありがとうと言われることで
自己効力感が保てる。
結果として組織に対するエンゲージメントも向上する。
そういうものなんだろうと私は考えている。